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浮上油を回収し廃液低減と作業環境改善
クーラントタンク内に浮上油がたまると嫌気性のバクテリアが繁殖しクーラント液の腐敗が進みます。
クーラント液の腐敗が進むと劣化による液の交換頻度の増加や、独特の悪臭による作業環境の悪化につながります。
(クーラントセイバーとベルトスキマーでの同一条件下での効果テスト)
某自動車メーカーの工場におけるエンジン部品加工用マシニングセンターでは、水溶性クーラント液更新を基準をph値で管理している。
しんえきのph値は9.7あり、腐敗する過程でph値が下がっていく。この工場での液更新基準値は8.0で、既設のベルトスキマーを使いながらの稼動だと液更新までの期間は約32日であった。
本テストでは、同一条件下でクーラントセイバーを使い、クーラント液のph値を実測した。この表には現れていないがph値8.0にいたるまで約2ヶ月という結果であった。
本件の場合だと、液更新期間が倍に延長されることにより廃液を1/2に削減という効果があった。