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ACサーボモータ駆動油圧ポンプ制御システム
条件(流量 、圧力)にマッチした回転数で運転
機械が要求する条件(流量、圧力)にマッチした回転数で運転することにより、無駄な動力損失が解消され、省エネを実現しました。
低回転で低騒音
圧力制御中は、油圧内部漏れ補償分の低回転のため、回転音はほとんど発生しません。
流量制御中も、機械にマッチした回転数のため、低騒音化を実現しました。
シリンダ動作分+αの作動油で運転可能
作動油の発熱が大幅に低減され、シリンダ動作分+αの最小限の作動油で運転が可能になり、油圧制御システムがコンパクトに一体化され、省スペースが実現しました。
ソフトウエア制御
専用コントローラは、ソフトウエア制御のため汎用性の高いシステム対応が可能です。
制御パラメータはデジタル設定とし、操作性・保守性を重視する一方、ユーザーインターフェースはアナログ入出力も標準装備しています。
作動説明
双方向回転ポンプは、ACサーボモータにより駆動され、正逆双方向に圧油を供給します。このため、両出口ポートに負荷シリンダを接続するだけのシンプルな 油圧制御システムとなっています。ポンプの油吸い込みは、シリンダ動作の戻りラインよりの供給と、シリンダ面 積差の油量過不足分を自給弁により補償することにより行われます。
制御は、上位からの制御信号とセンサ信号との制御偏差出力をサーボドライバへ与え、ACサーボモータを駆動することでフィードバックループが構成されます。
モデル番号 | ポンプ押しのけ容積 (cm3/rev) | 最高回転数 (r/min) | 想定シリンダ推力 およびサイズ | リザーバ容量 (cm3) | 変動可能油量 (cm3) |
YSD1 | 6, 10 | 2000 | 20~30 kN | 2500 | 1500 |
YSD2 | 6, 10, 16 | 50~60 kN | 4200 | 2500 | |
YSD3 | 10, 16, 30 | 100 kN | 5800 | 3500 |